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【Android】SQLite の内容をサクッとコマンドプロンプトで確認する  


 SQLite のデーターベースの中身を確認するには、DB Browser for SQLite みたいなGUIツールもあるみたいだが、開発中にサクっとコマンドプロンプトで内容確認したいときの手順。どちらかと言うと自分用メモ。

(※) Android Studio 3.4.1 / Windows10(x64) で確認



■簡易的な手順

1.Android Studio からエミュレータを起動(Tools>AVD Manger または Run>Run [アプリ名] など)。

2.コマンドプロンプトを起動。

3.コマンドプロンプトで、
adb shell

で、ADBを起動(パスが通ってなかったら、Android SDK をインストールしたフォルダ以下の「platform-tools」フォルダに「adb.exe」があるので、起動する)。

4.ADB の shell で、
run-as [パッケージ名]

で、アプリのデータ領域を確認できるようになる(※パッケージ名とは「com.company.application」みたいなアプリのIDとなるもの)。

5.そのまま ADB の shell で、
cd databases

で、データーベースフォルダへ移動

6.次に ADB の shell で、
sqlite3 [データーベース名]

で、データーベースに接続(※データーベース名は「mydatabase.db」みたいな、自分で付けた名前)。

7.sqlite コマンドで、
.table

で、既存のテーブルを確認(※sqlite コマンドは頭に "." (ピリオド) を付ける)。

8.sqlite コマンドで、
.schema [テーブル名]

で、スキーマ(テーブルの構造など)を確認。

9.sqlite コマンドで、
.headers on

で、カラム表示にヘッダーを付ける(※off で消える)。

10.sqlite コマンドで、
.mode column

で、カラム表示形式を見やすくする(※無いときは "|" (パイプ) で表示)。

11. SQL 文で、
select * from [テーブル名];

で、テーブルの中身を確認(※SQL 文の場合は、最後に ";" (セミコロン)を付ける。付け忘れて "...>" みたいに出たら、";" だけ [Enter] すれば良い)。

12. sqlite コマンドで、
.exit

で、終了。

.help でヘルプが見れます。


(参考)
【Android】SQLiteデータベースの中身を確認する
[Android Studio] データベースの中身を直接確認する
[Android] SQLiteのデータを確認する方法
SELECT文の結果を表示する時にカラム名をヘッダーとして表示(.headersコマンド)





(関連記事)
【AndroidStudio】AndroidStudio 2.x で DDMS を表示する
【Android】【Java】エラーをSDカードに書き出す


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category: Android

thread: ソフトウェア開発

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tag: Android資料  開発ツール 
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【ADT】Eclipse に Javadoc を設定する  


 Android Studio が公式ツールになったせいもあり、随分と久しぶりに ADT を起動してみたら Javadoc が見れなくなっていた(ポップアップで中身がない)。色々調べてみたら、ただ URL が変わっていただけというオチだったが(笑)、また同じようなことは起こると思うので、とりあえず設定方法を記録しておこう。

※ADT 23.0.2 JUNO (Windows10) で確認 (adt-bundle-windows-x86_64-20140702.zip ← かなり古い)



■Android ライブラリの Javadoc 表示する

1.プロジェクトエクスプローラから、何でも良いので「Android プロジェクト」を右クリックし、メニューから「プロパティー」を開く。

2.ダイアログの左側にある項目から「Java のビルド・パス」をクリックし、「ライブラリ」にタブを切り替え、使用している Android SDK を展開する。その中の「android.jar」を更に展開すると「Javadoc ロケーション:~」が見つかるのでクリックし、ダイアログ右側にある「編集」ボタンを押す。



3.Javadoc の URL を設定できるダイアログが出てくるので、「Javadoc ロケーション・パス」に以下の URL を入れて「OK」ボタンを押す。

 https://developer.android.com/reference/

※古いバージョンは「http://」になっていて、上手くいかない(「https://」にする)。



※ローカルに Javadoc をダウンロードしてあるなら、「参照」から Javadoc のあるフォルダを指定しても良い(以前は sdk のフォルダに doc があった)。



■Java 標準ライブラリの Javadoc 表示する

1.プロジェクトエクスプローラから、何でも良いので「Java プロジェクト」を右クリックし、メニューから「プロパティー」を開く。

2.ダイアログの左側にある項目から「Java のビルド・パス」をクリックし、「ライブラリ」にタブを切り替え、使用している「JRE システム・ライブラリー」を展開する。その中の「rt.jar」を更に展開すると「Javadoc ロケーション:~」が見つかるのでクリックし、ダイアログ右側にある「編集」ボタンを押す。



3.Javadoc の URL を設定できるダイアログが出てくるので、「Javadoc ロケーション・パス」に以下の URL を入れて「OK」ボタンを押す。

 http://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/

※古いバージョンは「http://docs.oracle.com/javase/jp/8/api/」とか「http://java.sun.com/javase/jp/6/docs/api/」などになっていて、上手くいかない。



※ローカルに Javadoc をダウンロードしてあるなら、「参照」から Javadoc のあるフォルダを指定しても良い。



 いずれにしても URL は変更される可能性があるので、表示できなかったら、最新の URL を検索した方が良いだろう。

 また ADT の場合、API 22(Android 5.1) 以降、JRE 1.8.0.101 以降は不安定になるようなので、API 20(4.4W)、JRE 1.8.0.XX(2桁) あたりまでにしておいた方が無難かも知れない。API 23(Android 6.0) はエラーが出まくるし、JRE 1.8.0.XXX(3桁) はいきなり落ちたりするので使えない。それ以降のバージョンを使いたいのなら Android Studio など新しいツールを使った方が良いだろう。


(関連記事)
【ADT】「android-support-v4」の競合(Version,Revision違い)の修正方法
【ADT】なぜか ADT を更新できない
【ADT】Eclipse がいきなり落ちる


関連記事

category: 環境構築

thread: プログラミング

janre: コンピュータ

tag: ADT  Eclipse  開発ツール 
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【ADT】Eclipse がいきなり落ちる  


 ちょっと試したいことがあったので、随分と久しぶりに ADT を使ってみたら、色々と不具合が出て困った(笑)。今や Android Studio が公式ツールとなってしまったので、デフォルト状態では上手く動かない部分もあるみたい。ポップアップの Javadoc が見れなくなっていたとか、グラフィカルエディタを開くとエラーが出るとか色々あったが、やはり一番困ったのはタイトルの通り「いきなり落ちる」ことだった。前触れもなく突然起こるので保存もままならない。ググッてみると色々対処法があったけど、たぶん私の場合は JRE(JDK) のバージョン不具合(ツールとの相性?)みたいだった。ついでなのでいくつか見たポイントを記録しておこう。


※ADT 23.0.2 JUNO (Windows10) で確認 (adt-bundle-windows-x86_64-20140702.zip ← かなり古い)



■JRE(JDK) を古いバージョンに設定する

 最新版を使っていたりすると、かえって不具合を起こすことがあるので、古いバージョンを使用する方法。

1.Eclipse のメニューから「ウィンドウ>設定」を開く。

2.ダイアログの左側にある項目から「Java>インストール済みの JRE」を開く。

3.いくつかバージョンが入っている場合には以前のバージョンを選択(私の場合は最新(掲載時点)の「jre1.8.0_101」になっていたのが原因だったらしい)して「OK」で適用する。


※最新版しかない場合は Pleiades All in One のような統合開発環境 Eclipse にいくつかバージョンが入っていたりするので、ダイアログの右側にある「検索」ボタンを押して、インストールしたフォルダを検索すれば、自動で追加される。

4.必要あれば、Eclipse のメニューから「プロジェクト>クリーン」で再ビルドする。


 環境は人によって違うと思うので、一番良いのは以前使っていたバージョンに合わせることかな。そういえば cocos2d-x を試しているときにも、同じコードでもバージョンによって上手くコンパイルできたりエラーが出てたりしたので、バックアップなどを見て、その環境に近いものにしてみたら上手くいくかも知れない。



■Eclipse のキャッシュ(ヒープメモリ)サイズを変更する

 こちらを参考に。
(参考) Eclipse3.3.1が突然落ちる問題への対処法

 ADT をインストールしたフォルダ(eclipse)に「eclipse.ini」があるので、この設定ファイルを編集する方法。もちろん Eclipse の再起動が必要になる。

 ググッていたら、この対処法も非常に多かったので、もしかしたら効果があるかも知れない。私の場合はあまり直接の効果は無かったが、キャッシュのサイズをデフォルトの 256m から 512m に変えてみたら、起動やビルドが少しばかりスムーズになった気がするので、そのまま使っている。Eclipse のステータスバーのメモリ使用状況を見ているとよく 300M を超えていることも多いので、少なくとも 384m ぐらいにはした方が良いのかも知れない。



■Eclipse 起動時にクリーンを実行する

 Eclipse のショートカットを「右クリック>プロパティ」で開き、リンク先に「-clean」のオプションを付ける方法。


 毎回起動時にクリーンが実行されるが、エラーのキャッシュなどもクリーンされるので、わりと効果は高い気がする。何らかのアップデートやプラグインをインストールして立ち上がらなくなったときも、クリーンオプションを付けておくと上手く起動できることが多い

 pleiades などを入れている場合は、「eclipse.exe -clean.cmd」などもアーカイブに入っていたりするので、これを使っても良い(効果は同じ)。



■Eclipse のエラーログを見る

 こちらを参考に。
(参考) Eclipseが起動しなくなったときの対応の要点だけ

 エラーログは普段使用しているワークスペースの「.metadata」フォルダの中に「.log」があるので、これを適当なテキストエディタで開いて見る方法。私の場合よくわからなかったのだが「何かが足りない」類のログが残ってたので、バージョンダウンしたら上手く動くようになった。よくあることだけど、バージョンアップして使えなくなった機能や仕様変更されたものなどもあるので、そういった場合も古いバージョンに合わせた方が上手くいく場合が多い。



 まぁ、実際のところ、開発環境は安定しているバージョンをバックアップとして保存しておいた方が安全だね。とは言え、ハードディスクにバックアップだらけになってしまう欠点もあるけどね。特にサードパーティのソフトやプラグインの連携は想定のバージョンと違うと上手く行かないことも多いので(開発者がそれぞれ当時のバージョンを想定している場合が多いので)、統合環境みたいなものを保存しておくとイザというとき役に立つ。


 Java も 7 と 8 では微妙に使えるものがあったり無かったりするので(例えば ArrayDeque は API 9 (Android 2.3)以降、try-with-resources 文 は API 19(Android 4.4)以降しか使えない)、なるべく幅広い環境で使えるようなものを考えておくと良いかも知れない。





(関連記事)
【ADT】Eclipse に Javadoc を設定する
【ADT】なぜか ADT を更新できない
【ADT】「android-support-v4」の競合(Version,Revision違い)の修正方法
【Android】エラーをSDカードに書き出す
【ADT】【JNI】【cocos2d】error: 'transform' is not a member of 'std' の修正法


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【Aptana】【JavaScript】Aptana Studio 3 の入力補完を編集する  


最近 JavaScript/HTML5 など Web 関連は Aptana Studio 3 を使ってみてるのだが、デフォルトで入っているコードテンプレートというか入力補完というか(MSはインテリセンスと呼んでいた)、微妙に修正したい部分があったので、Eclipse のように設定メニューからコードテンプレートの項目を探したが見つからなかった。調べてみたら「スニペット」を編集してくれとあったのでやってみた。あまり詳しく書かれている資料が見つからなかったので、画像付きで解説。

もし、スニペットのビューが開いてなければ、メニューから「ウィンドウ」-「ビューの表示」-「スニペット」で開き、右クリックから編集もできるのだが、もうちょっとわかりやすく、メニューからやってみる。今回は JavaScript を例にしてるが、他の言語でも変わらないと思う。


1.「コマンド」メニューから「JavaScript」-「Edit this bundle」を実行する。

2.プロジェクト・エクスプローラに「JavaScript [stable]」が開いたら、展開して「snippets」フォルダ内の「snippets.rb」をエディタで開く。


3.Ruby で書かれている(?)ようだが、とりあえず「s.trigger」が入力補完で候補を出すキーワード、「s.expansion」にコードテンプレートを書けば良いらしい。あと、「snippet t(:for)」とか「snippet "for (...)~"」の部分がアシスト(ポップアップの説明)で出てくるので、ユニークなものにしておく。


4.編集が終わったら、ファイルを保存して、「ファイル」メニューから「再開」を実行すれば、Aptana Studio が再起動して、編集した内容が有効になる。もちろん「スニペット」のビューからも使える。


(*) メニューは日本語化してある。


今回はサンプルとして「for ~ in」文を追加してみた。「${1:e}」「${2:Obejct}」のような部分は変数部分になるので、それぞれ適当に変えても良いだろう。とりあえず自分が追加したい構文に近いものをコピペして、適当に変えてみれば何とかなる(笑)。

●JavaScript 「for ~ in」 文 スニペット
  snippet t(:for_in) do |s|
s.trigger = "for"
s.expansion = "for (var ${1:e} in ${2:Obejct}) {
${1:e};
}"
end


余談だが、JavaScript の「for ~ in」文って、Java の「for ~ in」(foreach)とは動作が違うんだよね。配列などをなめるわけではなくて、オブジェクトプロパティをなめるものだったりする。少しまぎらわしいね。Perl や PHP なんかは foreach 構文で連想配列をよくなめることをするね。JavaScript には「forEach」「for each-in」構文などもあるようだが、ブラウザの互換性がないのだとか。まぁ、色々やってみるしかないね。

よく使うメソッドなんかも登録できないことはないね。まぁ、オブジェクトと無関係になってしまうが…。

●JavaScript 「addEventListener(type, listener)」スニペット
  snippet t(:addEventListener) do |s|
s.trigger = "addeventlistener"
s.expansion = "addEventListener(${1:type}, ${2:listener});"
end


私はサクラエディタなんかもよく使ってるけど、自分用の入力補完テンプレート作っておくと、すごく楽なんだよね。


(参考)スニペットの追加
(参考)Aptana Studio の日本語化
(参考)javascriptのfor-in文は、for-each文の代わりじゃない


関連記事

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【Git】Git を Windows GUI ローカル環境で使う  


Git ってクラウド用って勝手に思ってたけど、色々調べてたら特にサーバってなくてもいいのね。ただの自分用の開発に使うだけなので、ローカル環境のみで SourceTree という GUI ツールを導入して、サクっと管理してみようと考えた。そんな方法。


SourceTree

まずは、「Git」 のインストール(Windows版)。

1.exe バイナリをダウンロードする。
http://msysgit.github.io/

2.起動したインストーラーで、適当な場所にインストールする(D:\Git など)。
※環境オプションは
● Use Git Bush only をチェック
● Checkout as-is, commit Unix-style line endings をチェック

3.Windows の環境変数:PATH を確認し、インストールしたパスの /bin パスが追加されていなければ、追加しておく(D:\Git\bin など)。


次に GUI の Gitクライアント「SourceTree」をインストール(Windows版)。

1.exe バイナリをダウンロードする。
http://www.sourcetreeapp.com/

2.起動したインストーラーで、適当な場所にインストールする。

3.ユーザー名や E-mail などは普段使っている Git アカウントを入れておく(ローカル専用なら適当でもいいかも)。Bitbucket 設定はとりあえずスキップして良い。



とりあえず必要なものはインストし終わったので、さっそく試してみる。


まずは、「保存用(共有用)リポジトリ」の作成。

1.適当なフォルダを作成し(E:\repo\adt など)、コマンドプロンプトでその場所に移動する(エクスプローラで右クリック → Git Bush でも良い)。

2.コマンドラインで --bare オプションを指定して、ベアリポジトリ(開発環境としてではなく保存用領域として認識させる)を作成する。
git init --bare

3.とりあえずこれで完成。あとはいじらない。


次に、普段編集する「作業用リポジトリ」を作成をする。

1.とりあえず適当に作業用フォルダを作る(D:\work\adt など)。

2.SourceTree を起動し、ツールバーの「新規/クローンを作成する」を押す。

3.「リポジトリをクローン」タブで、「元のパス/URL」に保存用フォルダ(E:\repo\adt など)を、「保存用のパス」に作業用フォルダ(D:\work\adt など)を指定する。既にリポジトリが作成されている場合は「作業コピーを追加」タブで作業用フォルダを指定、「リポジトリ」メニューから「リモートを追加」でフォルダを指定すれば良い。

4.ここで適当にファイルなどを作業用フォルダに追加する(test.txt など)。

5.新しくファイルなどを追加した場合、「作業ツリーのファイル」に表示されると思うが、無視したいファイルなどは、ツールバーの「設定」を開き、「詳細」タブに切り替え、リポジトリ固有の無視リスト(.gitignore)ファイルを編集する。

(参考)SourceTreeで指定フォルダをコミット対象外にする.gitignore設定

6.「作業ツリーのファイル」の横のチェックボックスにチェックを入れると、「Index にステージしたファイル」に移動するので(量によっては時間がかかる)、完了したら、ツールバーで「コミット」を押す。

7.コメントやオプションなどを選択し、実行すれば結果が表示され完了。



この環境のままでも、GitHub はそのまま使えるので、サンプルなどダウンロードするのもいいね。

また、保存用フォルダを共有フォルダにして LAN 上でもできるみたいだから、使ってないPCをファイルサーバ代わりに使うのもいいかもね。その場合は RSA 鍵生成などの設定も必要になるみたいだが…?(←未確認)

ローカル環境のみなら、非常に簡単に構築できるので、デザイナーさんなどもイラストの進捗保存用に使っている人もいるみたい。確かにブランチ追加すれば、色換えなんかも簡単だし、半永久的な履歴にもなるしね。

SVN はファイル数が多くなると使いづらいので、ローカルでも使えるなら Git の方が断然楽だ。


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