【ADT】Eclipse に Javadoc を設定する 
2016/08/14 Sun [edit]
Android Studio が公式ツールになったせいもあり、随分と久しぶりに ADT を起動してみたら Javadoc が見れなくなっていた(ポップアップで中身がない)。色々調べてみたら、ただ URL が変わっていただけというオチだったが(笑)、また同じようなことは起こると思うので、とりあえず設定方法を記録しておこう。
※ADT 23.0.2 JUNO (Windows10) で確認 (adt-bundle-windows-x86_64-20140702.zip ← かなり古い)
■Android ライブラリの Javadoc 表示する
1.プロジェクトエクスプローラから、何でも良いので「Android プロジェクト」を右クリックし、メニューから「プロパティー」を開く。
2.ダイアログの左側にある項目から「Java のビルド・パス」をクリックし、「ライブラリ」にタブを切り替え、使用している Android SDK を展開する。その中の「android.jar」を更に展開すると「Javadoc ロケーション:~」が見つかるのでクリックし、ダイアログ右側にある「編集」ボタンを押す。

3.Javadoc の URL を設定できるダイアログが出てくるので、「Javadoc ロケーション・パス」に以下の URL を入れて「OK」ボタンを押す。
https://developer.android.com/reference/
※古いバージョンは「http://」になっていて、上手くいかない(「https://」にする)。

※ローカルに Javadoc をダウンロードしてあるなら、「参照」から Javadoc のあるフォルダを指定しても良い(以前は sdk のフォルダに doc があった)。
■Java 標準ライブラリの Javadoc 表示する
1.プロジェクトエクスプローラから、何でも良いので「Java プロジェクト」を右クリックし、メニューから「プロパティー」を開く。
2.ダイアログの左側にある項目から「Java のビルド・パス」をクリックし、「ライブラリ」にタブを切り替え、使用している「JRE システム・ライブラリー」を展開する。その中の「rt.jar」を更に展開すると「Javadoc ロケーション:~」が見つかるのでクリックし、ダイアログ右側にある「編集」ボタンを押す。

3.Javadoc の URL を設定できるダイアログが出てくるので、「Javadoc ロケーション・パス」に以下の URL を入れて「OK」ボタンを押す。
http://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/
※古いバージョンは「http://docs.oracle.com/javase/jp/8/api/」とか「http://java.sun.com/javase/jp/6/docs/api/」などになっていて、上手くいかない。

※ローカルに Javadoc をダウンロードしてあるなら、「参照」から Javadoc のあるフォルダを指定しても良い。
いずれにしても URL は変更される可能性があるので、表示できなかったら、最新の URL を検索した方が良いだろう。
また ADT の場合、API 22(Android 5.1) 以降、JRE 1.8.0.101 以降は不安定になるようなので、API 20(4.4W)、JRE 1.8.0.XX(2桁) あたりまでにしておいた方が無難かも知れない。API 23(Android 6.0) はエラーが出まくるし、JRE 1.8.0.XXX(3桁) はいきなり落ちたりするので使えない。それ以降のバージョンを使いたいのなら Android Studio など新しいツールを使った方が良いだろう。
(関連記事)
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