【Unity】ARCore を使って現実世界にプロ生ちゃんを召喚してみる 
2018/02/25 Sun [edit]
やっと ARCore の正式版が 2/23 にリリースされたので、さっそくいじってみることにした。というのはベータ版段階では Galaxy S8 や Google Pixel 等の最新機種しか使えなかったんだよね。正式版(掲載時点:ver.1.0.0)の「Supported Devices」では Android 7.0(Nougat) and later となっている。Galaxy S7 Edge(2016/5/19発売)でも使えるみたいだ。
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ドキュメントはうん、まぁ、英語だよね(笑)。数ヶ月したら日本語化されてたりするけど、はじめは大体こんなもんだ。GearVR作ってみたときもまだ英語だけだった(今は少し日本語化されている)。なのでとりあえず Google翻訳使いながら、機械的に作ってみた。
※バッテリー温度やコンディション等の取得プラグインはこちら(Android の色々な機能を使える Unity プラグイン)
■デバイスを用意する(Prepare your device)/a>
■新規プロジェクトを作成する(Create a new project)
■SDK をインポートする(Import the SDK)
■ビルド設定を構成する(Configure the build settings)
■サンプルアプリケーションをビルドして実行する(Build and run the sample app)
■次のステップ(Next Steps)
■キャラを入れ替える(オマケ)
(※) Unity 2017.3.0f3 / ARCore 1.0.0 / Windows10(x64) / Galaxy S7 Edge (Android 7.0) で確認
■開発環境の設定(Setting up your development environment)
※基本的にはここの翻訳である。
1.Android SDK のバージョン 7.0(API Level 24)以上をインストールするには以下のようにする。
・「Android Studio」をインストールする。
・Android Studio でメニューから「Tools>Android>SDK Manager」で「Android 7.0 (Nougat)」にチェックを入れてインストールする)。
2.Unity 2017.3.0f2 以上をインストールする(「Personal」(無料)でも良い)。インストールの際には「Android Build Support」にチェックを入れてコンポーネントをインストールする。

※ドキュメントには書かれてないが初回の場合は、インストールした「Android SDK」のパス(Android Studio の SDK Manager を開けばパスがわかる)を Unityエディタのメニュー「Edit>Preferences...」の設定ダイアログの「External Tools」でパスを設定する必要があるかも知れない)。

3.以下のいずれかの方法で「ARCore SDK for Unity」もダウンロードする。
・Unity パッケージ「SDK for Unity」(.unitypackage)をダウンロードする。
・リポジトリから(Gitなどで)Clone する。
git clone https://github.com/google-ar/arcore-unity-sdk.git
4.サポートされているデバイスが必要である。
■デバイスを用意する(Prepare your device)
※基本的にはここの翻訳である。
・サポートされているデバイスを用意し、「開発者向けオプション」を有効化し、「USBデバッグ」をオンにする。
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■新規プロジェクトを作成する(Create a new project)
※基本的にはここの翻訳である。
・Unity で「HelloAR」という名前でプロジェクトを作成し(※名前は任意で良い)、「3D」にする。そして「Create Project」ボタンを押す。

■SDK をインポートする(Import the SDK)
※基本的にはここの翻訳である。
1.Unity のメニューから「Assets>Import package>Custom Package」でダウンロードした「arcore-unity-sdk-vX.X.X.unitypackage」(X.X.Xはバージョン番号が入る)を全てインポートする(プロジェクトエクスプローラでドラッグ&ドロップでも良い)。

2.Unity のプロジェクトエクスプローラでは SDK のファイルと「Assets/GoogleARCore/Examples/HelloAR」にサンプルシーンが見られる。


■ビルド設定を構成する(Configure the build settings)
※基本的にはここの翻訳である。
・Unity でメニューから「File>Build Settings...」を開く。
・次に以下のように設定する。
1.「Platform」のターゲットを「Android」にし、「Switch Platform」ボタンを押す。

2.「Player Settings」ボタンを押し、開いた「PlayerSettings」を以下のように設定する。
・「Other Settings>Rendering>Multithreaded Rendering」をオフにする。
・「Other Settings>Identification>Package Name」にアプリ固有のIDとなる Java のパッケージ名を入れる。例えば:"com.example.helloAR" など(※パッケージ名は任意で良い)。
・「Other Settings>Identification>Minimum API Level」で「Android 7.0 'Nougat'(API level 24)」以上に設定する。
・「Other Settings>Identification>Target API Level」で「Android 7.0 'Nougat'(API level 24)」または「Android 7.1 'Nougat'(API level 25)」に設定する。
・「XR Settings>XR Settings>ARCore Supported」をオンにする。


3.「Scenes In Build」にビルドするシーンを追加する。「HelloAR」の場合は、以下のようにして追加する。
・プロジェクトエクスプローラで「Assets/GoogleARCore/Examples/HelloAR」を探す。
・シーン「HelloAR」をクリックし、「Scenes In Build」にドラッグ&ドロップする(※既にシーンを開いている場合は、「Add open scenes」ボタンでも追加できる)。
■サンプルアプリケーションをビルドして実行する(Build and run the sample app)
※基本的にはここの翻訳である。
・デバイスとPCがUSBで接続されていることを確認したら、「Build And Run」ボタンを押す。すると Unityはプロジェクトを Android APK にビルドし、それを自動的にデバイスにインストールして起動する。

●2回目以降は、メニューから「File>Build & Run」(Crtl+B) でダイアログを開かなくてもビルド→アプリ起動できる
※初回起動時にはデバイス(スマホ)側で ARCore のインストール、またはアップデートを促されることがある。

(※以下、ドキュメントをまるっと google翻訳→コピペ)
・あなたのデバイスを移動すると、アプリは自動的に平面を検出し、ダイヤモンドグリッドを描画します。 グリッドをタップすると、Androidロボットが地面に置かれます。
・Android Logcatを使用してログメッセージを表示するか、Android Device Monitor を使用してデバイスをより包括的に分析することができます。
■次のステップ(Next Steps)
※基本的にはここの翻訳である。
※ARCore を自分のアプリに組み込むには、以下を参照(ARCore の対応機種やインスト状態、アップデートの必要性などの事が書かれている)。
・Enable ARCore
・ARCore for Unity API Reference
■キャラを入れ替える(オマケ)
これはただのオマケだが、ヒエラルキーの「Exsample Controller」を選択肢、インスペクタで「Andy Android Prefab」(海外ではドロイド君ではなくて、アンディ君と言うのか(?))のプレファブを入れ替えれば、AR でクリックしたとき出て来るキャラを他のキャラにすることもできる。サイズは原寸(SDプロ生ちゃんは約1m)みたいなので、特にスケールはいじる必要は無いようだ(元がオリジナルサイズの場合)。色々試してみよう。
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●飛行ARユニティちゃんver
| ●ARでドラゴンとバトル!
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PronamaChan CRS with ARCore from Fantom on Vimeo.
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