【VRMLiveViewer】よくある質問・トラブルシューティング等 
2022/04/20 Wed [edit]
※このページは「VRM Live Viewer のメインページ」の関連ページです。
主によくある質問やその解決法(トラブルシューティング)をQ&A方式で掲載しています。
それ以外の使用方法(ヘルプ)などはメインページの目次から探してみて下さい。
>> VRM Live Viewer メインページ目次
その他の情報は、以下に掲載されています。
・既知の問題(不具合など)
・補足説明
・バージョンによる差異について
・更新履歴(アップデート・修正情報)
・背景GLTFの設定リスト(使用例)
・GLBで背景モデルを自作する
■よくある質問・トラブルシューティング
・〇〇の機能はありますか?
・アンチウィルスソフトにブロックされて起動できません。
・Android で外部ファイルが読み込めません。
・フルスクリーン画面で観たいのですが…
・アプリを起動するとウィンドウサイズが極小となって利用できません。
・vmd ロードでボーンとモーフのモーションが同時に読み込めません。
・vmd ロードで表情とリップが同時に読み込めません。
・vmd ファイルがロードできません。なぜかスルーされます。
・vmd によっては足がおかしな方向に曲がってしまいます。
・カメラモーション(vmd) はどうやって読み込むんですか?
・VRM を読み込もうとすると「fail to create avatar」と出て、ロードに失敗します。
・VRM が想定していた表示と違います。メッシュが破綻してたり、テクスチャの表示がおかしかったりします。
・VRM のボーン構成変更やシェーダ仕様、IK、パーフェクトシンク、ダイナミックボーン等、機能を追加して欲しいです。
・Unity や Blender で追加した機能が VRM で反映されません。
・なぜか、影が落ちなくなりました。
・ポストエフェクトの一部の機能が使えません。
・アプリでポストエフェクトを使ったとき、他のツールなどで正しく表示されないことがあります。
・VRoid でキャラクターのオプション設定の発光が効きません。
・プリセット素材で商用利用できますか?
・THE SEED ON LINE と連携しないのですか?
・お金を払いたいんですが、無料版しかないのですか?
[Q] 〇〇の機能はありますか?
[A] 全ての機能のヘルプがメインページに掲載されています。こちらのページ内を検索してみて下さい。
・VRM Live Viewer メインページ目次
[Q] アンチウィルスソフトにブロックされて起動できません。
[A] アンチウィルスはその定義や方式によって誤認識する場合があります。特に Unity製ゲーム等ではそのライブラリに含まれている dll 等などが誤認識される例がよくあります(有名ゲームが Avast でウィルス認定されるということが昔からある)。
その場合はアンチウィルスソフトの「除外ファイル」(「無視ファイル」などソフトによって表記は異なる)等、ウィルススキャン対象から外して下さい。
ちなみに VRM Live Viewer は基本的にローカル機能ばかりで、ネット接続する機能は VRoidHub連携のみです(pixiv公式のSDK利用)。またアプリ本体は完全個人開発のため、ローカルビルドのみです(UnityエディタからローカルHDDに直接クリーンアップビルドのみ)。配布も個人用の GoogleDrive と BOOTH のみなので、ウィルス混入する可能性は極めて低いです(逆に言えば、それ以外で配布されているものがあった場合は注意して下さい)。
[Q] Android で外部ファイルが読み込めません。
[A] Android ではファイルのアクセス方法によって結果が異なることがあります。こちらの注意点を確認して下さい。また、アプリのベースとなっている Unity のバージョンによって、バンドルされている Android SDK のバージョンが異なるため、ファイルのアクセス権などの挙動が異なることがあります(この辺りはアプリで制御しているわけでなく、Android OS と SDK の仕様に依存されます)。
また Android 10 (11) 以降、セキュリティ強化の仕様変更で、外部ファイルが読み込めない仕様が強化され、OSレベルでアクセス拒否される場合があります(Android はアプリごとにアクセス権があり、自身のアプリが作成したファイルしかアクセスできない仕様があります。Android 10 (11) 以降はそれが強化されているようです)。この辺りの仕様は機種・環境依存もあるようで、対処法が端末ごとに異なる場合があります(同じ Android 10 でも使える機種とそうでない機種があるようです)。自身の機種を含めてググってみて下さい(たぶん、ファイルを共有できるフォルダを作ってそこに置くなど、アクセス権が緩い場所なら使えるのだと思う)。
・Android 11で画像やデータが消えた、アクセスできない、の原因はアクセス権限の変更、対処法アリ
[Q] フルスクリーン画面で観たいのですが…
[A] 「設定>画面の設定」から、フルスクリーン/ウィンドウモードの切り替えができます(PC版のみ)。また [F12] キーがショートカットキーとなっており、押すたびにモードの切り替えができます。
[Q] アプリを起動するとウィンドウサイズが極小となって利用できません。
[A] モニタ依存の不具合(?)のようです。起動時のウィンドウサイズは Unity 依存の機能であり、アプリで制御できません(恐らく相性・仕様により、起動時に解像度が取得できないモニタがあるのだと思う)。
この現象が出た場合は、[F12] キーを押してみて下さい。PC版にはショートカット機能があり、[F12] がフルスクリーンとウィンドウモードの切り替えになってます。フルスクリーンのまま利用して下さい(次回もフルスクリーンで起動します)。
[Q] vmd ロードでボーンとモーフのモーションが同時に読み込めません。
[A] vmd で表情を追加ロードしたい場合は、ボーンモーションを先にロードしてから表情(モーフ)モーションをロードする必要があります。逆はできません(その場合は「先にVMDモーション(ボーン)をロードする必要があります」(VMD motion (bone) must load first)のエラーが出ます)。
また「表情のみ」と書いてある vmd にもボーンが含まれている場合もあります(よくあるのは「左目」「右目」「両目」ボーンや追加ボーン等)。その場合は対応できないボーンは無視され(ヒューマノイド標準ボーン以外のもの)、Aスタンスになることがあります。アプリでは表情はモーフデータのみで、ボーンデータには対応してません。ヒューマノイド標準ボーン以外を取り除けば利用できる場合があります。
[Q] vmd ロードで表情とリップが同時に読み込めません。
[A] 表情とリップは元々1つの「モーフデータ」です。MMD では編集を前提としてデータが配布されているため、ものによっては表情とリップを分けてあることがあります。これは作者様が編集の便宜を図って、小分けに保存してくれているだけで、vmd の仕様ではありません。「表情&リップ」のファイルを使うか、MMD上で表情とリップを統合したファイルを利用して下さい(MMDで適当なモデルに表情とリップを読み込み、「編集>表情フレームすべて選択」で vmd を保存すれば良い)。
[Q] vmd ファイルがロードできません。なぜかスルーされます。
[A] ファイルが上手く読み込めなかった場合は、ログビューでエラーが出てないか確認して下さい。エラーが出ている場合は、ファイルに何らかの原因があります。
エラーが出てない場合は、対応できないデータや、極端にデータが少ないものは部分データとみなされ、無視されている場合があります。
VMD データというのは「ボーン(モーション)、モーフ(表情・リップ)、カメラ、照明、セルフシャドウ、IK・モデル表示」が統合されたファイルです。読み込んでみるまで内容はわかりません(ファイル名はあくまでも人間用です)。ロードに成功した場合、ログビューに「Motion(モーション), Camera(カメラ)」のように表示されます。対応できないデータは単に無視されます(エラーは出ません)。
ただし、MMDでは元々VMD データを編集するのが前提で配布されているため、「目のボーンのみ」「指のボーンのみ」のように一部のボーンで vmd ファイルが作られている場合があります。アプリではこういった部分データを統合する機能はないため、ヒューマノイド(人ボーン)としてデータが足りない場合は認識されません。またキーフレームが最初の1つしか入っておらず、値が0のみのようなデータも空データとみなされるため、認識されません。ポーズのように1フレームであっても人ボーンのデータがある程度入っている必要があります(誤って部分ボーンファイルをドロップしても無視するようになってるため)。
[Q] vmd によっては足がおかしな方向に曲がってしまいます。
[A] vmd のシュミレート機能はあくまで VRM 仕様で vmd モーションデータを機械的に当てたものです。MMD ではボーン構造に依存したデータで作られていることが多々有り、完全な互換ができるものではありません。特に足の破綻は顕著でデータ自体を修正しないと直せない場合もあります(これはMMDであっても同じです)。vmd 利用で問題になる現象については「既知の不具合」にもその考え方や修正法なども掲載してあるので、そちらを参照して下さい。
・既知の不具合 (VMD関連)
また有志によるVMD修正ツールも配布されています。VRMとPMXでのボーン構造の差異(主に捩れボーン、準標準ボーン等)を VRM標準のヒューマノイドボーンに統合してくれる VMDTMS、VRMとPMXモデルのボーンの初期角度の差異を軽減してくれる VMD Retarget 等が公開されています。こういった外部ツールで解消できる場合もあります。
・VMDの補正ツール 紹介 (VMDTMS, VMD Retarget)
※不具合の出たモーションでわざと動画やスクショを作成してはいけません。なぜなら前述してるように、本来MMD同士であっても完全な互換性があるわけでなく、データを修正・モデルを調整することがMMDの前提になっています(だから"改変可"となっている。最初から動作保証はされていない)。配布されている時点でそれは完成されたものであり、不具合はありません。利用規約にもあるとおり「関係各者様に迷惑をかけない使い方」が要求されていることを忘れてはいけません。よって『自分で解決できない問題をあたかも他人のせいにしてはいけません』(本来MMDは誰もが自力で調整・解決手段を模索し、完成を披露するために配布されているわけで、不具合動画をさらすのは本来の使い方でも"常識的な使い方"でもない。きちんとした考え方を身に付ければ手間がかかっても修正はできるし、カメラ等で上手く誤魔化す事もできる。ましてや批難や嘲笑は"中傷目的"に該当する可能性があるため確実に不可)。それらは関係各者様を不快にし、ご迷惑をかける行為そのものに他なりません。
[Q] カメラモーション(vmd) はどうやって読み込むんですか?
[A] 「ファイル読込」「モーションを開く」ボタン、またはファイルドロップでも読み込めます(基本的にどこからでも読み込めます)。
vmd ファイルというのはボーンやモーフ、カメラ等、複数の種類のモーションを含んだファイルフォーマットです。つまりは読み込んでみるまで中身はわかりません(人の目にはファイル名で判断できますが、コンピュータにはわかりません)。ロードが成功した場合は「ログビュー」で [Motion](ボーン), [Face](表情モーフ), [Camera](カメラ) 等、何のモーションを含んでいるか判断できます(対応できないものは無視されます)。
[Q] VRM を読み込もうとすると「fail to create avatar」と出て、ロードに失敗します。
[A] UniVRMでのモデル生成(Unity での Avatar生成)に失敗してます。
これはボーン構造が認識できないというエラーで、例えば階層構造がおかしいとか(余計なTransformが入ってるとか)、必須ボーンが無い、重複してるボーン名がある、無名ボーン(空文字)がある、ヒエラルキー上の順番が不正である等の原因が考えられます。
・UniVRMのヒューマノイド概要(ボーン構造)
特に独自に装飾品等を追加したときには、同じ階層内での順番に注意して下さい。上記のドキュメント(リンク先)に『LowerLegの最初に見つかる祖先ボーンがUpperLegであるなど』とあるように、ボーンの検出は階層内で「最初に見つかる」Transform なので、追加したものを同階層の先頭に置くと上手く認識できなる可能性があります。その場合は、必須ボーン等は先頭に置き、装飾品等は最後に置いた方が無難です。
[Q] VRM が想定していた表示と違います。メッシュが破綻してたり、テクスチャの表示がおかしかったりします。
[A] VRMそのものの不具合に関しましては、正式な窓口として本家の UniVRM 開発に Issue を立てて改善して貰って下さい([New Issue]でバグ報告のテンプレがあります)。
既にリリースされている最新バージョンでは修正されている可能性があります。最新版で確認の上、バグ報告をして下さい。
・UniVRM Issue
・UniVRM Release
アプリではただ単に UniVRM から生成される VRM を動かしてるだけなので、VRM の構築(メッシュやテクスチャ、法線などの生成)は全て UniVRM の中で行われます。
ただVRM系アプリは、それが使っているバージョンがバラバラなので、VRMLiveViewerの場合は、ヘルプ([?]アイコン)>クレジットから、使われている UniVRM のバージョンを確認して下さい。
・バージョンによる差異について
なお「画面の設定」でグラフィック品質が低い場合、メッシュは破綻しやすくなります。なるべく [Ultra] (最高品質) で確認して下さい(※高品質ほどハードウェアの負荷が上がるので注意して下さい)。
・画面の設定
[Q] VRM のボーン構成変更やシェーダ仕様、IK、パーフェクトシンク、ダイナミックボーン等、機能を追加して欲しいです。
[A] よく勘違いされますが、VRMLiveViewer はあくまで VRM の仕様のまま動作をさせるだけのものであり、VRM 自体の開発・仕様変更・機能追加は行っておりません(VRM は標準規格であり、仕様変更した場合"元"VRM になる [= VRChat や cluster は純粋な VRM でなく、実際には変換された各アプリ独自のフォーマットであり、他アプリに対して互換性は無くなる])。
VRM 自体の仕様変更・機能要望は、直接 UniVRM 開発に Issue を立てて(New Issue)相談してみて下さい。
・UniVRM 開発 (Issue)
[Q] Unity や Blender で追加した機能が VRM で反映されません。
[A] これもよく勘違いされることですが、VRM は汎用フォーマットであり、内包している素材はテクスチャ(画像)のみで、ボーンやマテリアル、シェーダ等の情報は単なるデータとして保存されています(だからクロスプラットフォーム[=プラットフォームに依存しないデータ]なのです)。
Unity や Blender 内で利用している分には、Unity なり Blender なりの独自フォーマットで保存されているので、色々な機能が保持されていますが、VRM として出力した時点で、VRM が利用できるデータのみに削ぎ落とされてしまいます。それを VRM 対応他のアプリで読み込んでも削ぎ落とされたデータは拾うことはできません。
従って VRM フォーマット自体にその情報を保持させ、更に各アプリで対応するという二段構えの仕様変更が必要となります(画像フォーマットに例えるなら、gif フォーマットは複数枚の画像と表示長さ[Duration]を保持できるのでアニメーションできるが、jpg は1枚の画像の情報のみなのでアニメーションできない。jpg だけでアニメーションするには jpg フォーマット自体を複数枚保持と表示長さを保存できるように仕様変更し、各アプリで対応する必要がある)。
VRMLiveViewer はあくまで VRM をロードした後に動作されるだけのアプリであって、VRM の内部仕様等は変更できません。VRM 自体の仕様変更・機能要望は、直接 UniVRM 開発に Issue を立てて(New Issue)相談してみて下さい。
・UniVRM 開発 (Issue)
[Q] なぜか、影が落ちなくなりました。
[A] 影を落とすにはいくつか注意すべき点があります。以下の設定を確認してみて下さい。
・モデルのシェーダに MToon(VRM のみ)または Standardシェーダを使ってる必要があります。Unlitシェーダでは影が落ちません。
・「メインライト」の設定で [光の強さ] が 0 ではなく、[影の濃さ] も 0 でない必要があります。また[縦回転] がマイナス方向の場合、床には影が落ちません(この場合、下から上へ光が当たるので、天井などには影が落ちます)。
・「キャラクターライト」の設定で [独立した光源] がオフになってる必要があります(=影が落ちるのはメインライトのため、キャラクターライトを独立した光源にすると背景には影が落ちません)。
・「画面の設定」の設定で品質を [Medium] 以上にする必要があります。[Low] または [Very Low] では影が落ちません。
[Q] ポストエフェクトの一部の機能が使えません。
[A] 同梱の「ReadMe_ポストエフェクト機能について.txt」やヘルプの冒頭にも記載してありますが、ポストエフェクトは主に GPU の機能を使うものもあり、必要なシェーダモデルや深度テクスチャ、コンピュートシェーダをサポートしてないハードウェアでは利用できません(特にスマホではハードウェアの性能上、対応できない場合もあります=基本的にポストエフェクト機能はハイエンド機器または性能が高めのミドルレンジ向けのため。全てのハードウェアでの利用が保証されているわけではありません)。この場合は対応しているハードウェアを使う以外無いのでご了承下さい。
[Q] アプリでポストエフェクトを使ったとき、他のツールなどで正しく表示されないことがあります。
[A] VRMLiveViewer では公式のパッケージ以外の機能は使ってません。他のツールの独自機能については対応できないので、ググるなどして情報を集めて下さい。
なお、ポストエフェクトは GPU の機能を使う場合も多く、それは他のアプリでも同様です。複数のアプリで利用した場合、競合やリソースの取り合い、2重に効果がかかるなどの現象も考えられます。その場合はどちらかのポストエフェクトをオフにするなどしてみて下さい。
[Q] VRoid でキャラクターのオプション設定の発光が効きません。
[A] アプリで発光させるには以下の条件が必要です。
1. マテリアルが発光するように設定されている → 「VRoid の衣装を発光させる」参照
2. ポストエフェクトのブルームをオンにする → アプリでオン
3. 発光色の輝度を上げる → 「キャラクターのオプション設定」の [発光の補正] で調整
残念ながら、VRoid はデフォルト状態で衣装の発光が無効化されています(VRoid Studio v1.20 時点)。VRoid で衣装を発光させるには、Unity や Blender 等を使って、マテリアルを発光できるように編集する必要があります。簡単に説明すると、デフォルト状態では衣装に「全て黒塗りのマスク(Shader_NoneBlack.png)」が当てられているため、発光しません。このマスクを発光する部分を白塗りまたは元のテクスチャ(輝度が高い部分)にし、発光しない部分は黒塗りにします。それを元の全て黒塗りのマスク画像「Shader_NoneBlack.png」と入れ替えることで発光できるようになります。詳しいやり方は「VRoid の衣装を発光させる」にあるので参考にして下さい。
・VRoid の衣装を発光させる
・ポストエフェクト - ブルーム
・キャラクターのオプション設定
[Q] プリセット素材で商用利用できますか?
[A] 基本的に商用利用は避けた方が無難ですが、利用方法により商用利用の範囲とならない場合もあります。
プリセットに関しては、公式で配布されている素材を利用させて頂いているだけなので、詳しい内容・利用方法は以下の公式サイトで確認して下さい。
(ユニティちゃん:CRS/KAGURA, Unite In The Sky 関連)
・ユニティちゃん FAQ
・ユニティちゃんライセンス条項
(ミライ小町:Mirai 関連)
・ご利用にあたって
※『非商用にかぎり二次創作にご利用いただけます』とあるので、全面的に商用利用はできません。
どちらでも Twiiter のような SNS での投稿は基本的に問題ありません。youtube やニコ動などの動画配信サイトではクレジットを表記した方が良いでしょう。
「ユニティちゃん」(CRS) の場合は公式で色々利用例が書かれているので、確認して下さい。基本的には『前年度の年商が1000万円以下の個人および団体の場合、UCLで許諾されます』とあるように、UCL表記で許諾される場合が多いようです。特殊な使い方など判断できない場合はお問い合わせ等してみて下さい(私は素材の権利者ではないので、最終的な判断は下せません)。
「Plane」「Floating」「Crystal Stage」ステージなどは単なる Unity アセットのため、商用利用は問題ありません。ただし、一般配布されている素材をロードして利用する場合は、その利用規約に従う必要があります。基本的に無料で配布されている素材は商用利用禁止が多いので注意して下さい(必要なら、各作者様に問い合わせて下さい)。
[Q] THE SEED ON LINE と連携しないのですか?
[A] TSO には 2019/7 と 2020/3 に2度ほど問い合わせてますが、どちらも『現在は提携企業と一部の人のみであり、一般向けSDKは開発中』との事でした。しかしもうそれから数年経っています。その間の VRoidHubの連携アプリ一覧 と TSOの連携アプリ一覧 を見てみれば一目瞭然ですが、恐らくTSOは関連企業・関係者のみと考えた方が良いでしょう。
私自身も現在のバージョンでは機能が複雑化し、複数のSDKの管理は手に負えないと考えています(SDKで仕様変更があると、本体も仕様変更を余儀なくされ、それが複数あると、アプリ自体の開発が滞るほど時間を取られることがあるため=v2.xがマイナーバージョン1桁で終了し、数ヶ月に渡りv3α→v3.x正式版となったのはそのため)。なので、これ以上手を広げない可能性が高いです。
[Q] お金を払いたいんですが、無料版しかないのですか?
[A] 元々趣味・遊び・実験的に作ったアプリであったのと、プリセット素材に「ユニティちゃん」(Unity Technology Japan)や「ミライ小町」(Bandai Namco Research)のアセットを含んでいます。これらの素材は基本的に商用利用は禁止です(正確にはユニティちゃんアセットの場合はオフィシャルライセンスで商用利用もできます。また使い方により、一定以上の年商額を満たさない場合、UCL表記で許諾されます)。
対価を要求する行為・煽り等は規約違反と疑われる可能性があるため有料販売はしません。金額が要求されている場合は詐欺なので注意して下さい(以前 BOOTH に虚偽の商品が販売されていたことがあります。値段が付いている(= \0 でない)場合は購入しないで下さい)。
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